セルフケアによる温灸の効果〜妊娠期を中心として〜
2019年10月27日(日)東京大学医学部を会場にして開催されました「第50回現代医療鍼灸臨床研究会」にて、ランチョンセミナーの協賛をさせていただきました。
テーマ「セルフケアによる温灸療法の効果〜妊娠期を中心として〜」と題しまして、安野富美子先生(東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科教授)にご講演いただきました。
出産を経験された方は実感としてお持ちだと思いますが、正常な妊娠を経過していても、いくつかの症状(マイナートラブル)に悩まされることが多く、症状が重くなると毎日の生活にも影響が出てくることがあります。
妊娠中はむやみに「くすり」を飲むことはできませんので、「くすり」以外の方法で症状を和らげるセルフケア法が求められます。
世界最古のセルフケア法のひとつ「お灸」を妊娠中の症状(マイナートラブル)の緩和にぜひ取り入れていただきたいと思います。
「お灸」の良いところは、症状(マイナートラブル)の緩和にとどまらず、安産を目標として体調をととのえることができることです。
今回から数回にわたり、安野先生のご講演内容をダイジェストでお届けいたします。
左:演者 安野富美子さん
東京有明医療大学教授
ご専門は鍼灸学、レディース鍼灸。女性科疾患に対する鍼灸治療の効果や可能性について研究を続けていらっしゃいます。
右:座長 小井土善彦さん
せりえ鍼灸室院長
お二人とも、妊娠、出産、更年期など女性のさまざまなライフステージにおけるケアについて豊富な臨床経験と知見をお持ちです。
乞うご期待!?