首こり、肩こりの原因は「内臓下垂」デス!
みなさんご覧になりましたか?
NHK 総合
『ガッテン!〜治らぬ肩こり!真犯人は首の奥に▽急増中!首こり根本改善SP〜』
2月13日(水)19:30〜 が放送されましたね?
鍼灸院にいらっしゃる患者さまの一番多いお困りの症状が「首こり」「肩こり」なんですよ。
パソコンを使ったり、スマホを使ったり、現代生活は体を動かすよりも、眼球と頭を働かせることが圧倒的に多いですね。
つまり「座り仕事」が多い。
「座り仕事」が多い
?骨盤が後ろに倒れる
?背中が丸くなる
?顔は前を向かなければならないために首を無理に立てなければならない。
おのずと「首はかたくなる」
つまり「首こり」が起きてしまうんですね。
「こり」が起きているのは筋肉ですよね。
筋肉には大きく分けて「アウターマッスル」と「インナーマッスル」があります。
運動不足が続くとご存知の通り、筋肉が弱っていきますが、「問題なのはインナーマッスル」デス!
「インナーマッスル」とは?
?骨に近いところにある深層筋。
?関節を固定、保護する役割がある。
?回旋の動きに関わる筋肉。
まさに『ガッテン!』で紹介されていた「後頭下筋」ですね?
和服を着ると背筋が「ピッ」として気持ちが良いですね。
帯をしめるので、座っても自然と骨盤が前傾になります。
姿勢が良いと気分も良い!
姿勢は「首こり」「肩こり」だけではなく「気分」にも関係していますよ。
では、「なぜ姿勢が悪くなるの?」
答えは「内臓下垂」デス!
上のイラスト、左「内臓下垂なし」、右「内臓下垂あり」
「内臓下垂」が起きると体にかかる垂直方向の力だけではなく、下がった内臓を支えるために横方向の力が加わるようになります。
次は体を側面から見たイラストです。
上のイラスト、左「姿勢が良い例」、右「姿勢が悪い例」
右「姿勢が悪い例」は
?骨盤が後ろに倒れる
?背中が丸くなる
「内臓下垂」になると
左「姿勢が良い例」に比べて、横方向への力(X)の力が大きく加わっていますね。
横方向への力(X)の力が大きくなると「斜め方向の力」の負荷が大きくなります。
つまり、体を支えるために使う力が増えてしまう。
ムダに力を使うから、
ただ立っているだけなのに
疲れやすい。
いいことないですね?
『ためしてガッテン!』では、「後頭下筋」へ鍼(はり)を深く刺入して、直接ゆるめて、柔らかくする方法がご紹介されていました。
「お灸はどうするの?」
お灸の場合、「火を使わないお灸(太陽)」を首へ直接貼って温めても良いのですが、
「内臓下垂」の改善ができていないと再び「後頭下筋」がかたくなってきますね。
おすすめは
?下がった内臓を引き締める
?「内臓下垂」を改善する
?姿勢を良くする
?インナーマッスル「後頭下筋」をゆるめて、柔らかくする
です。
お灸の特長は「症状の原因から改善」する
「根本(こんぽん)治療」です。
よくご年配の患者さまから
「何もしていないのにどうして首や肩がこるのかしら?」
とご質問いただくことが多い・・・。
年齢を重ねると「内臓下垂」が進んで、
姿勢がくずれ「インナーマッスル」がかたくなる傾向があるからなんです。
「内臓下垂」が進んでいる方は、
おへそよりも下が「ぽっこり」している
「ぽっこりおなか」傾向です。
妊活中(不妊治療中) の患者さまに多く共通している傾向も、じつは「内臓下垂」です。
「内臓下垂」は「冷え」「むくみ」傾向にもなります。
「内臓下垂」が原因の体調不良、数え上げたらきりがないくらいです。
お灸のいちばん良いところは、ご自宅でセルフケアで改善が期待できること?
「内臓下垂」を改善して「首こり」「肩こり」を改善するツボをご紹介します。
「大都 (だいと)」「太白(たいはく)」のツボ
「首こり」改善のツボが足にあるなんて、体の仕組みは面白いですね。
せんねん灸ではツボの探し方を動画でご紹介しています。
『ツボ「大都 (だいと)」「太白(たいはく)」の探し方』
ぜひ、アクセスしてご覧くださいね?
せんねん灸では「お灸でセルフケアをするみなさま」をサポートするために、日本全国の「せんねん灸セルフケアサポーター(鍼灸師)」と提携しています。
お灸で「首こり」「肩こり」を改善したいみなさま。
みなさまのお近く、地域の「せんねん灸セルフケアサポーター(鍼灸師)」を検索して、ご相談ください。
?「せんねん灸セルフケアの森」?
https://www.sennenq-selfcare.jp/