気温が下がってくると、湿度も下がってきますね。

若い頃はそんなことあまり気になりませんでしたが、

私は二人目の子を産んだ後（２８歳ごろ）から、お肌や喉の乾燥を感じやすくなりました。

２８歳頃は、ちょうど女性としての曲がり角（東洋医学では、女性は７の倍数で変化がくると言われてます）だったこともあるのでしょうが、秋頃からの潤い不足は年々感じます・・・悲しい（悲しいのもきっと秋のせい）。

乾燥には、ネバネバ食材や、五臓の「肺」を元気にする白い食材、あとは大腸に良い発酵食品などが良いと言われています。

今朝食べた、豆腐とオクラとなめこの味噌汁は、我ながらパーフェクトでした（笑）

セルフお灸をするなら、肺経の「尺沢」や、大腸系の「合谷」などがおすすめです。

老いない人間はいないので、年齢には敵わないこともありますが、日頃の養生やセルフケアで、ちょっとでもウェルエイジングしたいですね〜。

年々暑さがキツくなっていますね。

夏は、当院に治療にいらっしゃる患者さんの多くが、

「なんかちょっとだるい」

「大したこともしていないんだけど疲れる」

「昼間も眠い」

ということを言われます。

夏場の「だるい」は、自律神経の疲れであることが多いです。

暑い屋外と、涼しい室内の温度差で、体温調節のために疲れてしまうのです。

また、ついつい冷たい物ばかり食べてしまって、胃腸が疲れてしまっていることもあります。

暑さによる疲れや、自律神経の乱れ、胃腸の疲れによって、免疫力が下がって風邪をひきやすくなったり、だるさや頭痛が出ます。

こうした症状を感じたときは、体からの訴えだと思って、お灸で体を労わりながら休みましょう。

毎年5月末は、当院の地域は町内一斉溝掃除があります。

梅雨の時期を前に、各家庭の周りの側溝の泥上げをし、

雨が降り続いても側溝から水が溢れることがないように備えるのです。

人の体も同じで、湿度が高くなる時期を前に、水の排出ルートを整えておくことが大切です。

・便秘していないか？

・尿の回数が減っていないか？

・暑い日は汗をかけているか？

・脚は浮腫んでいないか？

自分で確認してみましょう！

もしも、排水ルートの詰まりに気づいたら、

体を動かしたり、セルフお灸をしたりして、詰まりを解消しましょう！

それでも解決しない時は、鍼灸師を頼ってくださいね！

新年度始まって１ヶ月も経たないうちに、小２の息子が、クラスメイトに怪我をさせてしまったと学校から電話がありました。

宿題もやりたくない！！と、全力で拒否します。

かつて無いほど荒れてる息子。

春のせいなのでしょうかね。

学校自体は楽しいらしいのですが・・・

東洋医学では、子供は木の要素が強い存在。

春という季節は木が昂りすぎるのでしょうか。

太衝のツボにお灸でもしますかね。

1月1日、能登半島を震源とする大きな地震がありました。

当院のある金沢も、震度５強という強い揺れに見舞われました。

幸い、家族は皆無事で、治療院内も小物が少し落ちた程度で大きな被害はなく、5日から予定通り診療を再開することができました。

しかし、患者様の中には、ご自宅やご家族が被災され、普段と違う生活を余儀なくされている方もいらっしゃいます。

ニュースで能登の悲惨な様子を目にすると、本当に心が痛みますし、同じ石川県にいるのに、自分達がいま普通の暮らしができていることに罪悪感のような感情を覚えることもあります。

まだ時々余震もあります。スマホのアラートがなる度、家がミシミシっという度、全身がギュッとなります。

５歳の娘は、怖くて一人でトイレに行けなくなりました。

私自身も、夜はしばらく寝付けないし、お灸をしてもしても、鳩尾がつかえる感じや、背中の痛みが消えません。

しばらくは、こんな複雑な心身の状態のまま、施術に当たることになりそうです。

被害の大小はあれど、みんなダメージを受けました。

怖かったよね。心も身体も調子が狂っているよね。と、お話しをし合いながら、ゆっくりゆっくり、癒えていくのかなと思います。