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せんねん灸セルフケアサポーター関 恵子
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- 滋賀県
- カテゴリー 肩こり/腰痛
寒さが本格的になって、冷えを強く感じている方も多いこの時期ですが冷え対策は何かしていますでしょうか?
お灸は、お身体を芯から温めることで全身の巡りを改善させ、冷えにくい身体作りをしていくことが出来ます♪
普段のセルフケアにせんねん灸を活用しましょう!
夏は、身体の中に生まれる「熱」をうまく発散しないと、カラダの中に熱がこもってしまいます。古来より東洋医学では、大切な内臓や機能を「肝、心、脾、肺、腎」の五つの臓として分類する考え方があり、夏に負担のかかる内臓は、「心」と考えられています。心は、常に動き続けているので、陽気が強いのです。夏の暑さと、心の陽気が重なって、熱によるオーバーヒートを起こします。この熱は、体内で「水分」を奪い、内臓が熱で蒸されてしまい、動悸、不安、不眠、のぼせ、ほてりが出てきます。この「心」の働きを助ける「少府(しょうふ)」へのお灸がおすすめです。
「少府(しょうふ)」は、手の平にあるツボで、拳を握るように指を曲げていくと、指の頭が手の平にあたります。その薬指と小指の指頭の間に取ります。
5月に入り、過ごしやすい季節ではありますが気温差が激しく身体がついていないなあと思う今日この頃。みなさんはいかがでしょうか。
この時期にこのような症状はありませんか?
✅体がだるい
✅やる気が出ない
✅眠い
✅集中力がない
✅寝ても疲れが抜けない
5月病と言われ、気温差などの変化で自律神経が疲弊すると、自律神経が支配する胃腸の機能が低下するため、そこから全身への不調へとつながりやすいのです。このようなだれもが起こりうる身体の不調でにはお灸を試してみましょう。
私は、最近、いつでもどこでもできる温熱灸「太陽」がお気に入りです。三陰交・関元へのお灸がおすすめです。
如月(2月)の過ごし方
冬の3ヶ月は閉蔵といい、「水は凍り、地は裂ける。人は陽を乱さないように、早寝し必ず日光を待ってから起きる志を内に潜ませて隠れるようにし、私心があっても抑えるかのように気持ちを出さないような精神状態にさせる。寒を避け、暖をとり皮膚を外に現さず気を外に逃がさないようにする。これに逆らうと腎が損なわれて春になると手足が冷えて萎えるなどの病になりやすい春の生を体に受けることが少なくなる。」と言われています(素問より)
○睡眠時間をたっぷり取りましょう
○特に、首、足首、腰を冷やさないように温めましょう
○温まる食事を心がけましょう
4月26日に、セネファ株式会社さんと毎年恒例の看護学生を対象としたお灸講座を開催しました。
看護職者はお灸を患者さんに施灸することはできませんが、看護従者に多い自身の肩こりや腰痛のセルフケアとして、患者さんや地域在住の療養者さんの健康増進のための養生法をお伝えすることができます。
今年は約30名の学生が参加し、初めてのお灸に最初はドキドキしていましたが、お灸の心地よい香りと気持ちよさを経験し、色々な種類のせんねん灸を試し、好みの熱さのお灸を楽しみながら効果を体感していました。
授業では、東洋医学の概要と滋賀県がせんねん灸の発祥の土地であること、お灸に関する歴史、ツボの探し方などを実践を含めて勉強することでお灸の魅力をたくさん知ってもらうことができました。
今年の秋は、地域の高齢者サロンで健康講座としてお灸講座を開催予定です。また、実施報告をこちらでさせていただきますね。
鍼灸院名
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せんねん灸セルフケアサポーター
関 恵子せき けいこ
お灸の素晴らしさを滋賀県彦根市より発信していきます。
看護師、助産師、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の資格を持っています。
地域住民の皆様の健康で生き生きとした生活を応援していきたいと考えています。
鍼灸院名 | ー (ー) |
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住所 | 滋賀県 |
施術内容 | |
料金 | |
カテゴリー | 肩こり、腰痛 |