12月に入ったというのに20°を超える日がある浜松市です。ただ乾燥しているので秋のアレルギーのような症状（くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・咳・かゆみ・湿疹）のお客様が増えています。喉の痛みも風邪？インフル？コロナ？やっぱりアレルギーだった、という方も。

そんな時はまずはゆっくり寝てください。そのために踵（かかと）を温めて。踵にお灸をしましょう。院内には酸素カプセルもあります。ぜひお灸の後お休みになっていってくださいね。

東洋医学とホロスコープは全く関係ないと思われがちですが、深いところで繋がっています。ただ東洋での星座は名前が違います。例えばこの季節、南の空に見えるオリオン座は鼓座といいます。星の名前も同様に、古代中国では北斗七星の中に天枢や天璣といった名前があり、なんとツボの名前にもなっています。天枢はおへその近くにあり、天枢にお灸をすると大腸にいいと言われます。天の中心北極星の周りを1周する北斗七星は、まるでおへその周りにある大腸の動きのように思われたのかな？？

ぜひ天気のいい夜に星を見上げて、深呼吸してみてください。

猛暑、迷走ノロノロ台風…大変だった24年8月がやっと終わりました。しかしまだ暑さは変わっていません。これだけ暑い日にお灸をすると、いつもお灸の熱さを口にしないお客様まで「熱い」とおっしゃいます。体感温度の重要性を感じます。

先日スイカを煮詰めて作る「スイカ糖」を試食しました。さらっとした水飴のようなお味。これが頻尿や膀胱炎に効くらしい。真夏のスイカが腎臓に効く、と聞いて、まるで夏に冬の病気の予防を始る東洋思想そのものだと感じました。

おへそを漢字で臍と書きます。斎に肉付きがついています。要するに斎の体版です。では斎とは？忌み嫌う、神聖、という意味です。忌みとは禁忌のことで、やたら触ってはいけない神聖な場所が臍です。

臍はツボ名で「神闕（しんけつ）」、元気が存在する門、とも言われています。そこにお灸することが「へそ灸」です。

へそ灸は、体の芯から冷えた時や胃腸が悪い時に使ったりします。

「斎」藤さん、へそ灸やってみませんか？

クスリと同じで、お灸もあんまも鍼も、万人に効くものではありません。それでも多数の方が継続されます。五木寛之曰く「自分が何かをやって、それが続くというのはその人に向いている、と考えられるのでは？」と。健康は義務ではないし、面白いからそれをやる。継続してもらうためにはその場で結果を出す施術、興味深い施術が必要なのだろう、と肝に銘じ、今日も日々精進、頑張ります。

このサイトからのお申し込みが増えています。本当にありがとうございます。というか、このサイトでしかCMしていないのに、見つけて問い合わせていただいたお客様たちに、感謝申し上げます。もちろんせんねん灸様にも。