ひと昔前は試合後当たり前だったアイシングも最近では

行わないケースも増えて来ました。

アイシングは使われた関節や筋肉の炎症を抑え痛みを除去する考え方により行われてきました。

しかし、最近のスポーツ医学の研究により血流を抑える

アイシングが、かえって回復を遅れさせる可能性が高いと

研究結果で指摘されています！

痛めたところを回復するには血流は必ず必要で、いかに効率良くそこに血を送るかがポイントとなります。

このため現在は肩や肘などに軽いエクササイズを取り入れて血流を促進させ、痛めた箇所に酸素や栄養の供給を高めて行きます。※まあ状態によっては、冷やして！ていう事も多いですけど、、、

他では、灸もとても効果を発揮します。

灸は筋肉の緊張を和らげ、血流を促進し、痛みを軽減させ

、疲労蓄積を除去します。

【肘の痛み】

子供から大人までとトラブルの多い関節『肘』。

明らかな打った、捻ったが無ければ

ほとんどが使い過ぎ症候群。

子供では投球などのスポーツで痛め、大人はスポーツの他に手首をよく使うパソコンのキー操作、包丁で切る、鍋を振る、持ち上げて運ぶ、など仕事の動作で痛める事も多いです。

手首や腕をよく使う事により手から肘まで伸びた筋肉が

引っ張られて肘関節の筋腱付着部に炎症が起こります。

痛みが起これば安静第一で早ければ早い程、予後は良好です、、、、、が！なかなか休めないのも現実。

治療方法は安静の他に鎮痛剤、湿布などの薬物療法や

温熱療法、手首、腕のストレッチ、超音波治療、肘のサポートベルトなどが一般的です。

藤本鍼灸整骨院では、関節の痛みでよく使う療法は

『お灸』です。

☆血が痛んだ所に栄養を運び治します☆

お灸はこの血流を促すのに効率が良いんです。

細胞に栄養（タンパク質など）や赤血球（酸素）や白血球（免疫）を多く運ぶようになり血が集まって来ます。

結果としてそれが患部だけでなく、患部を中心とした広い範囲で、細胞の活性化（細胞分裂）が盛んになり、機能回復が促進されるんですね。

人間の治癒力は凄いです。

【湿邪】【気象病】

ジメジメと不快な梅雨。

湿度の高い環境では体内に余分な水分や老廃物が溜まりやすくなり、血のめぐりなどにも影響が出てきます。

東洋医学では、このような不調を引き起こす湿度や湿気のことを『湿邪』と呼び

湿邪が体内に入る事で自律神経の乱れ、頭痛、消化不良、便秘、むくみ等の様々な不調が全身に表れます。

そんな時は、お灸で体内に熱を入れ

氣の流れを整えたり、血流を促進するなどして湿邪から身体を守るのが良いでしょう！

【お灸】

お灸は、温める効果はもちろんですが

よもぎの葉で作られたもぐさから出る

『シネオール』成分がなかなかの優れもの。

よもぎの葉はシネオール香り成分を含み交感神経の働きを抑え副交感神経の働きを高める効果があります。

緊張している時や不安な時も脳を落ち着かせるためお灸をするのは良いです。

東洋医学を取り入れている獣医の先生がお灸の匂いで

動物が落ち着くお話しも納得ですね。

比較的若い女性に多いタイプでいっけん姿勢が良く見えるが、ストレートネックや産後などの骨盤不安定性により背中や腰に力が入ってしまい筋肉が過剰に緊張してしまっている。※写真左

首、背骨、骨盤の緊張をとる事で身体の余分な力が抜けて立ち姿が綺麗な自然体となります。※写真右

いつも身体に力が入ってしまう癖のある方はもしかしたら背骨や骨盤のバランスが悪いのかもしれません。

またストレートネックなどは自律神経を乱す原因のひとつだと云われています。

☆ お灸で筋肉の緊張や不調を取り除き身体を整えてみませんか☆

お身体の不調でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

※写真は患者様の許可を得て掲載しています。