今回はPC作業中など、セルフケアとして優れているお灸をご紹介いたします。

太陽は低温度で、約3時間の温熱効果が得られる火を使わないタイプのお灸です。

シールをはがして、温めたい箇所に貼るだけです(^^♪

■デスクワーク中、首肩こりが辛く、集中できないとき
■首を動かしたときに首肩の筋肉が張って動かしづらいとき
■冷房によって首元が冷えて筋肉が硬くなってしまうとき
■朝起きたとき、すぐ首肩のこりを感じているとき、などにご利用されると良いと思います。

今回は天気の変化による体調不良【天気痛】について書いていきます。

【天気痛】
気圧の変化や温度差などで引き起こされる体調不良のこと。
症状で多いのは頭痛、その他めまいや倦怠感、関節の痛みなどがあると言われています。

天気が変化するときに気圧も変化します。
この気圧の変化をセンサーのように感じ取っているのが耳の奥にある内耳です。

内耳には身体のバランス感覚を保っている前庭神経があります。
天気の影響を受けやすい人はこの前庭神経が刺激されるとめまいが起こるようです。

そして、その周辺には痛みや温度などを感じる三叉神経があります。
この三叉神経が刺激を受けるとある物質が放出されて炎症が起き、脳の血管が広がり頭痛になると考えられているようです。

また、気圧の変化は目に見えないため脳が混乱して、それがストレスとなり、全身に張り巡らされている交感神経が興奮、持病や古傷の痛みを発生させる神経が興奮することもあります。


鍼灸施術ではツボにアプローチして首肩や耳周囲の血流を改善させていきます。

【緊張型頭痛】

国際頭痛学会の分類によれば、頭痛の種類は実に350種類もあるのです。

種類が多いため、市販の薬を飲んでも、頭痛がなかなか解消されない方は医師の診断のもと、効果のある薬を処方してもらうことが大切だと思います。

頭痛は「一次性頭痛」と「二次性頭痛」に大きく分けられ、とくに原因となる病気がないのに繰り返し起こる頭痛を「一次性頭痛」といいます。主なタイプは「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」です。

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今回は一次性頭痛のなかで最も多くみられる「緊張型頭痛」について。

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緊張型頭痛に関わる主な筋肉は

・こめかみに位置する「側頭筋」

・首の後ろに位置する「後頚筋群」

・肩に位置する「僧帽筋」などです。

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マスクなどによる耳への負担は側頭筋のコリにつながることもあります。

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お灸は頭痛に関わる筋肉のコリをゆるめ、血流を改善することを目的とします。

また、精神的緊張をやわらげるように手足などのツボを用いることもあります。

お灸で頭痛の引き金となる肩や首のコリをやわらげましょう。

筋肉は使うことで柔軟性を保っていますが、柔軟性を失うと筋肉が萎縮して関節の可動域も狭くなります。

筋肉が硬くなり、柔軟性を失うことによって起こるデメリットをいくつかあげます。

①「足が上がりにくい」「歩幅が狭くなる」ことで転倒リスク上昇 

②血液循環が悪くなり、肩こり・腰痛・冷え・むくみなどの不調

③筋肉が硬いと中を通る血管を圧迫し血流が悪くなる。さらに血管が硬くなり血圧が上がることで様々な病気のリスク上昇 

④余計な筋肉を使うので疲れやすい 

⑤長時間の座りっぱなしなどで、肋骨の間が狭くなり、呼吸に関与する筋肉が硬くなると、深い呼吸がしにくくなって疲れやすくなり、睡眠の質にも影響がでることも

ストレッチなどを普段から取り入れると、このようなリスクを減らすことが期待できます。

お仕事前や長時間同じ姿勢が続いたとき、スポーツの前後などにストレッチを行い、1日を快適に、ケガのリスクを減らしていきましょう。 

当院では一人ひとりに合ったストレッチやセルフケアをお伝えしていきます。

お気軽にご相談ください。

お灸は血行を良くし、筋肉のこりをやわらげてくれます。

「お灸は熱そう！」というのは昔の話で最近のお灸は扱いやすく、種類も多いため温度も調整できます。

首・肩・腰・膝などの痛みやコリを、お灸の温かくて気持ちの良い刺激で和らげてくれます。

効果のイメージは「重い」「痛い」「凝っている」という感覚から、お灸の刺激で「気持ちいい」「温かい」「ほぐれてる」というプラスの感覚に変えてくれるイメージです。


※お灸に抵抗のある方はお気軽にご相談下さい。