6月に入ると気温がさらに上がり、日本独自の湿気が強くなり、ジメジメした時期に入ってきます。すると、身体にむくみが生じてきます。当院にご来院の方でも特に足にむくみが出る方が多いですね。

むくみは、細胞組織に水分がたまり、顔や手足などが腫れている状態です。原因は色々ありますが、心臓や腎臓、甲状腺の異常リンパ系の循環障害からも起こります。

東洋医学では、むくみは水分が停滞している状態と考えます。

東洋医学の【脾経】は飲食物から必要な水分を吸収し、輸送しています。【腎経】の気が充実していれば、それらの水分の調節もスムーズに行われますが、【腎経】の気が低下すると、水は下半身に溜まりやすく、また足や腰も冷えやすくなり、下痢や腹痛につながっていきます。生活面では冷えを寄せ付けないようにしましょう。

むくみに対するおススメのツボは

陰陵泉（いんりょうせん）です。

水分の運行に影響を与える脾経のツボです。足のむくみや冷え腹部膨満感、下痢や膀胱炎などに用いられます。泌尿器や生殖器、消化器疾患にも活用されるツボです。

暖冬といわれていますが、ここ最近はとても寒い日が続いていますね。

免疫力が下がると抵抗力が下がり風邪を引きやすくなります。

お灸をして抵抗力を高めましょう！

今回ご紹介するツボは【湧泉】です。

足の裏の土踏まずの斜め上辺りで、 足の指を曲げて一番へこむ場所。 足の裏のたての中心線と、指を入れずに横に3等分した線が交わる辺りです。

体力や気力が泉のように湧きだしてくるツボ です。全身のスタミナをつ け、体のだるさや疲れを解消 します。

この時期は足が冷えるので冷えの対策も合わせてお灸をするといいです。

お灸が難しい場合は指で押すこともおススメですのでぜひお試しください。

ここ最近はコロナやインフルエンザも流行ってきており、外出を自粛されているという話も聞くようになってきました。

そうなるとストレスが溜まりますよね。

精神的な不安定さや睡眠、などにも影響があります。

お灸はそれ自体がリラックス効果がありますので、とてもおススメですが、さらに『太衝』というツボは東洋医学的にストレスケアになるツボです。

場所も足にあるのでセルフケアとしてもしやすいのでぜひお試しくださいね。

6月に入り、ジメジメとした気候になってきましたね。

今回は男性不妊に関係についてお伝え致します。

原因として精巣内の酸化ストレスの増加や男性ホルモンの低下などがあります。また、ストレスがかかると睡眠の質も悪くなることがあります。睡眠は精子の量や運動率に関わっていると言われておりますので、ストレスによる不眠が精子の数値を下げることになります。

おすすめのツボは太谿。女性にも周期に合わせておススメしているツボになります。ご夫婦で一緒にお灸するのもいいコミュニケーションになるので、おススメです。

内くるぶしとアキレス腱の間にあるツボです。

ぜひやってみてくださいね(*^-^*)

12月に入り、寒さが強くなりましたね。

当院でも、足やお腹の冷えを訴える方が増えてきました。

この時期に特に活躍するのが『棒灸』です。

足やお腹、背中や腰などの冷えには基本的に台座の灸を使っておりますが

より広い範囲を温めたり、台座灸が使えない箇所に棒灸が活躍します。

足であれば三陰交、お腹でいえば中脘、腰でいえば命門など

大事なツボを温めることが出来るので、ぜひ活用してみてくださいね。