昨日のポカポカ陽気とは一変して、今日は肌寒い1日でしたね。明日はもっと気温が下がるようなので、しっかり体調管理していきましょう！

おすすめのセルフケアは手指と足指の握手。手指、足指それぞれの間にある水かき部分を同時に刺激します。手を動かしてマッサージするとより効果的。

「八邪」とは…

手の甲側の第1～5指の間の水かき部分にあるツボで、両手合わせて8穴あります。昔から脳血管障害の後遺症、リウマチなどの指のこわばり、しびれや頭痛の改善に効果があると言われていますが、これからの寒くなる季節は指先の血流を良くすることで指先や手の冷えによく効きます。

「八風」とは…

足の甲にあるツボです。親指から小指までそれぞれの指の付け根にあり、左右合わせて8穴。足指の間には指間リンパがはりめぐらされており、このツボを押しほぐすことで足の指先までポカポカ温めることができます。

さらに冷えの改善だけくでなく、転びやすい人、ケガをしやすい人、体が硬い人にもおすすめです！

本日11/7は二十四節気の「立冬」です。

といってもこの日だけを立冬というのではなく、今日から11月21日までの15日間が立冬で、2月の立春までが暦の上での冬ということになります。

この時期におすすめの食材は黒いモノ。冬に働きを落としがちな「腎」を補う食材として、黒ごま、黒糖、黒豆、黒米、海藻類、黒きくらげなど。

これらの食材に体を温める作用の強いしょうが、にんじん、にんにく、にら、ねぎ、かぼちゃなどを合わせるとさらに効果的です。

適度な塩辛さ（これを鹹味（かんみ）と呼びます）を持つ食材は「腎」を元気にするとされますが、摂り過ぎは逆にむくみを助長し、「腎」に負荷をかけてしまうことになるためご注意下さい。

セルフ灸におすすめのツボは「太渓(たいけい)」冷えやむくみ、頻尿、腰痛、アンチエイジングなどに効果的です。

自分で自分にお灸をする時間、あるいは鍼灸等の施術を受ける時間、そんな時間を持つことで、体と心が温まり、心身ともに余裕が生まれてきます。余裕があると、元気に過ごせるし、自分にも周りの人にも優しくなれるし、やりたいこともできる！一石二鳥？いやそれ以上の効果がありますので、ぜひやってみて下さい♡

「愁(うれい)」は「秋」＋「心」

秋そのものを表すような漢字です。嘆き悲しむ、思い悩む、という意味があります。

東洋医学では秋は「悲しみ」という感情に関連があります。だんだん日が短くなってきて、寒さを感じたり、枯れ葉や落ち葉を見て物寂しさを感じると、感傷的な気分になることもあるでしょう。

季節の変わり目で体調を崩しやすく、不調に陥って憂鬱な気持ちになる人もいるかと思います。

また、秋の臓器といえば「肺」。呼吸器系の症状が出やすい時期です。寒暖差で喉がやられる人も多いですよね。そんな秋におすすめしたいのは、深呼吸と断捨離。どちらも季節に関わらずおすすめですが秋は特に。

澄み切った秋の空気をしっかり吸って吐く。過ごしやすい気候で断捨離もはかどる。というわけです。

おすすめのツボは「尺沢(しゃくたく)」(画像参照)

秋の落ち込み、風邪(特に咳)や肩・腕の症状に、軽くツボ押しまたはセルフ灸をしてみて下さい。

GWも終わり、再始動された皆様、体調はいかがでしょうか？

春は寒暖差や気圧の変化、生活環境の変化などもあり、自律神経が乱れやすくなっています。

自律神経を整えるには、食事、睡眠、運動など、基本的な生活習慣の見直し。そしてゆったり深呼吸。鍼灸もおすすめです。

おすすめのツボは内関↓

3月初日は早朝の地震から始まりましたね。いざという時は何より体が資本になりますので、日頃から整えておきましょう。ちなみに花粉症と鍼灸の相性も良いのでぜひお試し下さい。

ご存知の方も多いかと思いますが、今回ご紹介するのは合谷(ごうこく)というツボです。

人差し指と親指の骨が交わる場所で、やや人差し指寄り。押すと、ずーんと痛みを感じる、または痛気持ちいいところ。万能のツボとも呼ばれていますが、特に鎮痛効果を目的に使われる事が多いツボです。

例えば、顔の周辺で起きる症状、頭痛や歯痛、のぼせの症状などにも用いたりしますが、大腸とも関係しているツボなので、下痢、便秘、腹痛などの治療にも使われる事があります。

セルフ灸または親指と人差し指で挟んで押してみて下さい。お仕事や家事の合間にも気軽に押せる部位です。