はりきゅう伊吹山はりきゅういぶきやま
-
せんねん灸セルフケアサポーターあべ なおこ
-
- 埼玉県さいたま市見沼区大谷1623-1
- カテゴリー 肩こり/腰痛/冷え/目の疲れ/不眠
10月に入ってもまだ暑いと思っていたら急に朝晩冷えるようになりました。日中も日陰を歩いたり風に吹かれたりすると肌寒く感じるので長袖を着て出かけたのですが、半袖Tシャツで歩いている方を何人もお見掛けして元気だなあと思いました。
人それぞれ着るものも違う季節の変わり目、テレビで東洋医学の番組を放送するよと教えてもらったので視聴しました。番組の中で松尾芭蕉が足三里にお灸をすえていたという話が紹介されていました。その話を最初に聞いたのは針灸学校の学生時代だったと思います。おそらく学び始めの1年生のことで、奥の細道の旅で1日あたり30~40km歩いたという芭蕉の健脚はお灸に支えられていたのかと感想を持ったのを覚えています。のちにもう少し学びが進むと足三里が胃経のツボであり胃腸の働きを助けることも知りました。そこから免疫力向上効果につながります。
番組で全身361穴からたったひとつ選ぶとしたら足三里、と紹介されていたのを聞いて、改めてこのツボに思いを寄せた日でした。
夏の猛暑が体に残した疲れを解消するためにも、ぜひ足三里にお灸をすえてみてください。
じめじめと湿気を感じる季節、だるさやむくみなど体に不調を感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな時こそお灸の出番!
お灸をすることで暑気払いならぬ湿気払いをしましょう。
湿気による不調の対処におすすめなのが脾経のツボ。陰陵泉や三陰交、公孫、太白など。ツボの場所は「せんねん灸健康づくりオンライン」で調べてみてください。
ご来院された方にはツボ位置のマーキングもいたしますのでセルフケアにお役立てください。
せんねん灸の選び方についてお伝えするのは3回目になりました。毎回、患者様とのお話のなかで気づくことがありまだまだお伝えできていないことが多いのだなと感じる日々です。
火を使うお灸、せんねん灸オフについてのお話です。先日治療にいらした患者様のお肌に灸痕とみられる火傷がありましたので、どうされたのかお尋ねしたところ、いつもと同じものを使ったのに今回は火傷しちゃったのよ~ということでした。それから、熱くても我慢したかどうか確認すると、やはり我慢されたとのこと。お灸というと熱いもの、熱いのを我慢した方が効果があるというイメージは根強いです!
そこで、熱く感じなくても効果は得られるので熱いと感じたら場所を移す、あるいは取り去るようにお伝えしました。さらに、今回のポイントはいつもと同じものを使ったのに、というところです。熱の感じ方は季節や気温、お肌の状態などにより異なります。例えば寒い冬はお灸の熱をあまり感じず、暑い夏に同じお灸を使うと熱が伝わりやすく今回のように火傷してしまうこともあるのです。お灸の種類を温度の低いものに変えたり、早めに取り去るなどしてみてください。
寒くなってきたかと思えば昼間は上着がいらないほどのぽかぽか陽気にもなる、そんな11月半ばの当地方です。
さて、以前にせんねん灸の選び方という記事で台座灸の選び方についてお話しましたが、今回もまたせんねん灸の選び方についてお伝えします。
前回は、熱ければ熱いほど効くという誤解についてのお話でしたが、今回は季節などによる灸熱の感じ方の違いです。
セルフケアでお灸をしていて、今日はあまり温かさを感じないな、と思ったことはありませんか?それは、気温やお肌(体)が冷えていることで熱を感じにくいからです。それは寒い季節に限ったことではなく、たとえ暑い夏でも体の調子が悪い部分では熱を感じにくいことがあります。
そんな時はいつものお灸を同じ場所にもうひとつすえてみる。まだあまり感じなければもうひとつ。続けて同じ場所にお灸をするのは3回までにしてください。また、いつものお灸よりも温度が高めのお灸に変えてみるのも良いと思います。
このように、自分の体の反応をみながらお灸の回数や温熱の強さを使い分けてみてください。
先日治療院にいらした患者さんから、お灸の選び方について質問を受けました。ドラッグストアにお灸を買いに行ったところ、いくつか種類があったので薬剤師さんに説明を求めたが納得いく答えが得られなかったというのです。
患者さんが買おうとしていたのは裏のシールを剥がしてお肌に貼り、火をつける台座灸タイプ、せんねん灸オフでした。せんねん灸オフのパッケージには製品により温熱の強さが違うことをわかりやすく示した図がありますから、院内にあったせんねん灸オフの箱をお見せして温熱の強さが違うことと、その患者さんには竹生島か伊吹がおすすめとお話したのですがどうも納得いかない様子。そこでよくお話を聞いたところ、温熱の強さが違うのはわかるがどう使い分けるのか知りたいということ、それに加えて基本的に熱ければ熱いほど効く!という誤解があることがわかりました。
そこで、熱いお灸を我慢しなくても十分に効果があることと、患者さんが購入されたにんにく灸 近江は、その方の場合は足の裏にある失眠というツボに使うことをおすすめしました。
まだまだ、伝えたつもりのことが多いと気づかされた出来事でした。
鍼灸院名
はりきゅう伊吹山
お灸に親しんでいただきたい思いから、もぐさのふるさと伊吹山の名前をいただきました。お灸が好きな方、お灸で快適な日々を過ごせる方が増えますように、微力ながら努めたいと思います。
せんねん灸セルフケアサポーター
あべ なおこあべ なおこ
地域の皆様の健康な生活のお手伝いをしたいと考えております。子供のころから漠然と「東洋の不思議」に惹かれていたことから、東洋医学の世界に飛び込みました。
体の声に耳を傾けて、気分や季節や環境の変化に合わせたケアをして気持ちよく暮らしましょう。
鍼灸院名 | はりきゅう伊吹山 (はりきゅういぶきやま) |
---|---|
住所 | 〒337-0014 埼玉県さいたま市見沼区大谷1623-1 |
TEL | 080-6952-5971 |
ご予約 | オリジナルサイトで予約 |
施術内容 | |
料金 | |
カテゴリー |
肩こり、腰痛、冷え、目の疲れ、不眠 なんとなくの不調、季節の変化についていけない |
ホームページ | https://ek75b.hp.peraichi.com |
SNS |