ママ向け講座で、母乳についてのお話をしました。

出産前は、母乳栄養がいいと思っているママたち。母乳栄養が確立するには、少しだけコツが必要です。

①産後１か月までは頻繁に吸わせる

②バランスの取れた食事をとる

③疲れ・不安やストレスをためない

④困ったらすぐに相談

その上で、セルフケアしやすいツボについてお知らせします。

母乳の原料は血液です。血流改善と血行促進で分泌アップが期待されます。産後、授乳や抱っこで肩こりを感じるママも多いと思います。セルフケアしやすい「合谷」「手三里」にせんねん灸を。

乳腺炎や、分泌過多の際には、指のツボを使いましょう。細かくて小さい部分なので、爪もみ、指もみで刺激してください。

お灸でホッとできるひと時、大事にしてください。

育児や母乳で困ったら、地域の助産師にご相談ください。

助産師マップで検索すると出てきます。

長雨、台風など気圧の変化で体調が整わない方はいませんか。

小さい頃天気によって調子が悪くなりました。

残念な事に多数派ではないため、周りに理解してもらいにくく、「天気でだらだら調子が悪いなんて、お天気屋」と言われてました。

お天気屋ではなく、気象病という言葉を聞いたのはいつからだったでしょうか。

人間の内耳には、気圧の変化をキャッチするセンサーがあります。

気圧が下がると、体から押し返す力が強くなります。そのために血管を広下ます。自律神経が働きの中に、こういった気圧の変化に合わせて血管を拡張したり収縮させることがあります。

でも、気圧の変化に対して内耳の前庭神経が過剰に興奮すると、自律神経のバランスが乱れます。

自律神経の乱れは、さまざまな不調になってあらわれます。

自律神経の乱れの原因は、気圧の変化だけでなく、身体的・精神的ストレスや、生活リズムの乱れもあります。

自律神経を整えることで、天気による不調、気象病を予防することが出来ます。

気象病ののツボにおすすめなのが「内関」です。 両手首の内側のしわ中央から、ひじ方向に指3本分下が内関です。

毎日せんねん灸を内関にすえて自律神経を整えましょう。

少しずつ暑い日が増えてきました。

暑さや湿度の高さは、自律神経に大きな負担になり、

自律神経が過度に働いてバランスを崩す原因になります。

夏バテの原因、それは自律神経の乱れです。

夏バテを予防・改善するためには、自律神経の乱れを整えることが重要です。

自律神経を整えるためには、

1.規則正しい生活

2.適度な運動

3.十分な水分補給

4.栄養バランスの良い食事

5.リラックス方法の実践

があります。

自律神経を整えるリラックス法の一つとしてお灸があります。

自律神経を整えるためのお灸は、手軽にできる健康法です。

お灸はストレスの軽減やリラックス効果が期待できます。

お灸は一つのつぼだけでなく、いくつか組み合わせるほうが効果が上がります。

おすすめのつぼは、

合谷、足三里、内関、湧泉、です。

アロマ灸で、お気に入りの香りを楽しんだり、違う香りをその日にチョイスも。

なかなか規則正しい生活や、適度な運動は習慣がないと毎日続けるハードルが高い所ですが、

お灸はすきま時間にほっとすることで自律神経が整います。

夏がやってきます。

自律神経の乱れを整えて、夏バテを予防し

楽しい夏を迎えましょう。

毎週子育て相談しています。

相談待機中に、ふと人の流れが途切れた時に

思いついたままワンポイントメッセージ＠手書きを作ってます。

長年やってきて、たくさんたまってきました。

振り返ってみると、助産師の育児Q&Aだけではなくて、

セルフケアやつぼや小児はりなども出てきます。

東洋医学と西洋医学のいいとこどりを目指す助産師鍼灸師ならではと自分で思っています。

子育て中のお母さんたち、お疲れの方も多く拝見します。自分自身の身体とお話ししながら、お子さんが寝てる時、ちょっとほっとできる時間があるだけで、明日も頑張れる。

今日も誰かの目に留まるといいなと思いながら、一筆。

鍼灸のつぼで有名な逆子を治す「至陰」というツボがあります。

お腹の赤ちゃんの逆子をなぜ足の小指のツボで治すのか、いまだによくわからないのですが、昔から臨床上は使われています。私も逆子の妊婦さんの出張でこのツボを使い、頭位に戻って出産された方がほとんどです。

施術の時は、灸頭鍼という鍼にお灸を合わせたものや、直接お灸を至陰に据えたりします。肝心なのはセルフケアです。

妊婦さん自身が使うには扱いやすさが一番大事なので、せんねん灸をお勧めします。

至陰は足の小指の生え際にあります。せんねん灸はピンポイントにはなりませんが、周辺の小指の頭や爪の近くでも効果が期待できます。

お灸効果で絶対に治るものではなく、逆子になったままの赤ちゃんには、何らかの理由もあります。原因はわかることもわからないこともあります。

妊婦さんにはお灸とともに、お通じを整えること、冷えを予防することも合わせてお話しします。

逆子で帝王切開のお話が出てから、ご連絡される方もいます。35週を過ぎるとなかなか難しいこともあるので、逆子と言われて、健診でなかなか戻らない時は早めのご連絡をお願いします。