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せんねん君のつぶやき もぐさのはなし~12話~

2020年2月21日 カテゴリー:せんねん君のつぶやき

こんにちは。

お灸の恋人「せんねん君」です。?

今回も、モグサ製造で1番大事な石臼(いしうす)の話しをしたいと思います。

モグサ製造で使う石臼は回転式です。

ひき臼の歴史は古く、小麦やソバの製粉には欠かせません。

古くは紀元前より、西洋、東洋を問わず

世界中で使われてきました。

現代では製粉機が開発され、石臼はほとんどつかわなくなりました。

でもでも・・・、モグサ製造には今でも石臼が使われています。

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石臼は、下臼と上臼を重ねた構造です。

上臼が長径70cmほど、厚み20cmほどで上下あわせて40cmです。

上下の石臼には溝を彫り込みます。

モグサ工場ごとに石の質、研ぎ出し、溝の切り出し方、深さ、本数は、ヒミツ中のヒミツ。

秘伝の石臼となっています。

モグサの原料「乾燥ヨモギ」を入れても

石臼からこぼれないよう金属で上下のガイド(囲い)を付けています。

今頃、冬の新潟では石臼が大活躍ですよ!