せんねん君のつぶやき もぐさのはなし~8話~
2019年10月18日
カテゴリー:せんねん君のつぶやき
こんにちは。
お灸の恋人「せんねん君」です。
伊吹山の夜景です。
江戸時代、お灸が最も一般に広まった時代。
市中で販売されていたのは「伊吹艾」。
その頃の産地は美濃(岐阜県)、越前( 福井県)でした。
四国の道後温泉でも、もぐさを造っいたと云います。
その後、主産地は移動して、明治のはじめの頃は富山県が日本一の産地でした。
そして昭和初期からは新潟県が主産地となりました。
昭和51年(1976年)
新製品が誕生して、近年は誰でも使いやすい
熱さをおさえ、痕がのこりにくい
間接灸が使われるようになりました。
「もぐさ」と皮膚の間だに空間をつくる工夫をしたこと。
粘着性の台座に「切もぐさ」を組み合わせ、皮膚に確実に固定出来る工夫をしたこと。
この2つの工夫によって「せんねん灸」ができました。