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せんねん君のつぶやき もぐさのはなし~9話~

2019年11月22日 カテゴリー:せんねん君のつぶやき

こんにちは。

お灸の恋人「せんねん君」です。?

今回は「もぐさ製造」のお話しをしましょう! ?

yomogi

「もぐさ」の原料「よもぎ」の採集は7月から8月頃

葉が大きく成長した時期

茎ごと刈り取り、葉っぱをこそげ取ります

葉っぱを直射日光で2日から4日間「天日乾燥」します

良く乾燥した葉っぱを通気性の良い袋に入れて

「もぐさ」の製造期となる冬場まで保管しておきます

毎年11月下旬になると、保管しておいた「乾燥よもぎ」を

80〜90度の乾燥炉の中で徹底的に「火力乾燥」します

充分乾燥させた「よもぎ」を石臼で挽きやすくするために「粉砕」します

image0-2

石臼で1回(粗挽き)から〜3回(細挽き)繰り返し

「よもぎ」の葉裏の白い綿毛と葉表(葉肉)とを「分離」します

「よもぎ」の葉を石臼で分離して、粉末になった葉表(葉肉)と

葉裏の白い綿毛を長通し(ながどおし)と呼ばれる篩(ふるい)にかけ

次に、唐箕(とうみ)にかけます

tomi

唐箕は羽根を回転させ、粉末になった葉表(葉肉)を落とし、

羽根で風を起こして軽い綿毛を飛ばし「精製」して「もぐさ」を作ります。

上質「もぐさ」の中でも、10時間もかけて唐箕掛けをすると

最高級「もぐさ」ができますー?

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夕焼を浴びる伊吹山です。

江戸時代「伊吹もぐさ」は最高級ブランドでした。

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今では伊吹山の里地に新鮮な野菜?

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おいしそうでしょ!?