3月13日（日）まで、長浜盆梅展が開催中です。

明治20年、明治天皇の京都行幸に際し、浅見又蔵氏が行在所として建設した、慶雲館にて約90鉢の梅盆栽を和風の座敷にずらりと展示します。中には高さ3ｍ近い巨木や樹齢400年を超える古木もあります。

盆梅展のルーツは、浅井町高山（現・長浜市高山町）在住の高山七蔵が、自らの所持していた梅の盆栽約40鉢を「多くの人に鑑賞してもらえれば」と長浜市に寄贈したことです。

せんねん君は、毎年見に行きます。

100年、200年を超える古木が『盆梅』となってみごとな花を咲かせるのには、鉢から鉢への植え替えや、鉢から一度土に下ろし再度鉢に戻すという労力をかけているところに値打ちを感じます。

人の技術そして心が梅に伝わり、「みなさんに綺麗な花を見ていただこう」という花の生命力がさらに際立つように感じます。

せんねん君