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せんねん君のつぶやき 2月23日 四国霊場巡り 石手寺②

2016年2月23日 カテゴリー:せんねん君のつぶやき

最初に五十一番札所の「石手寺」にお参りした続きです。

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お遍路の由来はこのお寺からだそうです。

 

昔むかし「衛門三郎」さんという裕福な農家さんがいました。その人は欲深く民の人望も薄かったそうです。

 

ある日、その「衛門三郎」さんの前にみすぼらしい身なりの僧侶が現れ、托鉢をしようとしたら、「衛門三郎」さんは追い返したそうです。何度もその僧侶は来て8日目、「衛門三郎」さんは怒って鉢を八つに叩き割ってしまった。

 

僧侶はそのまま姿を消したそうです。

 

「衛門三郎」さんには8人の子がいたそうですが、僧侶が姿を消してから毎年一人ずつ亡くなってついには、子が全員亡くなったそうです。その時に枕元に弘法大師様が現れ、衛門三郎さんは追い返した僧侶が弘法大師様と気づき、ようやく後悔をした。

 

その後、「衛門三郎」さんは懺悔の気持ちから全財産を売り払って家人に分け与え、大師を追い四国巡礼の旅にでる。何度も何度も巡礼を重ねても弘法大師様には会えた。ずっと、前を追いかけていた大師様は実は後ろから「衛門三郎」さんを見守ってくれていたそう。

 

過去を悔い詫びる「衛門三郎」さんが息を引き取る時に、大師様は路傍の石に「衛門三郎」と書き左手に握らせた。

 

その翌年、伊予国の領主に子が生まれた。その子の左手に「衛門三郎」と書いた石がでてき、その石を寺に納められ、のちにその寺を「石手寺」と寺号を改めたのが「石手寺」の由来だそうです。

その「衛門三郎」さんの行いが今のお遍路さんに繋がっているそうです。

 

これが石手寺の御朱印です。

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全ての御朱印を集めたいね。

 

せんねん君